初心を忘れない。


この作品は、俺が花屋になって初めてコンテストに出た作品。
花屋歴わずか2週間の作品。
今みると花の知識もなく自分の感覚だけでデザインした作品でかなり荒削りだが、今には無い自由な発想が面白い作品になっている。
作品のタイトルは、
「無人島で描きあげた奇跡の一枚。」
1人の絵描きが無人島に流れ着き、死を迎える間際一つの奇跡を目の当たりにする。
それは、落ちていたヤシの実から無数の花々が咲き誇っている奇跡。
絵描きは無意識に近くに咲いていた花々の色素を使い筆を走らせる。
って言った感じのストーリー性を持たせてイメージを膨らませデザインした。
この作品にあった曲も付けて五感が癒される作品に仕上がった。
この頃は自由に発想して固定概念なんてなくて楽しんで作っていた。
こういう時には新しいアイデアが溢れるように湧いて出てくる。
息詰まって考えが固執して来た時にはいつもこの作品を見るようにしている。
これからの時代、「絶対」や「当たり前」が成長のスピードを妨げる気がする。
ぶっ飛んでる位がちょうどいい。
